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こんにちは、
よしおです。
今年は、ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1927)の生誕250年です。
しかし、1770年は、洗礼証明書で確認できるようですが、誕生日は、12月の15日、16日そして17日の3説があります。
これは250年前のことなので大きな問題でないと思いますが、
ベートーヴェン本人は、どうも1772年生まれの信じていたようなのです。
これにも2つの説があり、
一つは、神童に仕立て上げるために父親が意図的に偽っていた。
とするものと、二つ目は、自分は私生児であり、誕生の事実が隠されていると考えていたという説です。
この1772年生まれと言うのは、本人は生涯信じていたようで、友人が洗礼証明書の写しを見せても信じようしなかったほどでした。
ベートーヴェンは、生まれがドイツのボンで、ドイツ人とされていますが、曾祖母がワロン人(ヨーロッパ低地民族のケルト系ベルギー人)で、祖父がオランダ系の出であることから、ドイツとオランダとベルギー人の血が流れていたと考えられています。
そう言えば、生まれたドイツのボンは、オランドとベルギーの国境近くの都市です。
また、ベートーヴェン(Beethoven)という名字は、オランダ語で、ビート(beet)が、砂糖大根で、ホーヴェン(hoven)が農家という意味なので、ベートーヴェンは、大根農家ということになります。
さて、僕が通っていた中学校の音楽室には、ベートーヴェンの肖像画が掲示されていました。
もじゃもじゃの長髪。がっちりした顎としかめっ面。容姿的には決してイケメンとは言い難いものでした。
しかも生涯独身だったこともあり、女子には持てなかったと考えられがちです。
しかし、ベートーヴェンの生涯を少し見てみるとそれは間違いだとわかります。
ベートーヴェンは、ピアノの名手だったので良家の子女を教えたりしていましたが、そんな生徒の女性たちと親しくなったりしています。
お互い惹かれて結婚も視野に入れたりしましたが、地位の違いから諦めたこともあります。
また、ベートーヴェンは身長が160センチ足らずとされていますが、200年以上前のオランダ人の身長は、オランダ軍の資料から、160センチ少々だったようで、特別身長が低いわけではありませんでした。
また、若い頃のベートーヴェンの肖像画には、爽やかな青年に描かれているものもあります。
個人的には、青年期のベートーヴェンは、気難しく面倒な人と言うより、社交的で人好きがする好青年だったと思っています。
ベートーヴェンの作品をほぼ網羅したナクソスから出ている全作品集から20代の作品を聴いている夢と希望に満ちた輝かしい将来を感じさせる曲が多く見られます。
生誕250年という年だから、不世出の大作曲家ベートーヴェンの生涯に思いを馳せているものいいかと思います。
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こんなサイトを作っていますが、トップページでベートーヴェンの作品全集を紹介していますので、ぜひチェックしてい見てください。