こんにちは、
よしおです。
今年は、ドイツが生んだ大作曲家ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの生誕250年です。ちなみに同年生まれではイギリスの詩人ワーズワース、ドイツの哲学者ヘーゲルがいます。
日本では、江戸時代の画家、葛飾北斎が10才年上。
さて、日本では、毎年年末になるとベートーヴェン第九こと、交響曲第9番ニ短調作品125″合唱付き”が、プロのオーケストラはもちろんアマチュアのオーケストラまでこぞって一年の総決算とばかりに演奏されます。
また、プロのオーケストラでも合唱団のメンバーは、アマ チュアから募ったりして例年なら9月の声と共に練習の追い込みに入るところです。
今年は、新型コロナの影響で、クラシックのオーケストラもコンサートが開催されず炭変な状況になっています。少しずつ開催されていますが、年末に第九に関しても例年通りにはいかないと思われます。
ということで、今日はお家で楽しめるおすすめのCDをご案内します。
ベートーヴェン 第九 おすすめCD
ベートーヴェン 第九のおすすめCDは、ライブ感満載のCDです。
演奏は、バッティストーニ指揮東京フィルハーモニー交響楽団。2015年12月20日のライブ録音です。
これが凄いんです。
演奏当時まだ28歳のバッティストーニと日本最古の歴史を誇る東京フィルの第九の演奏が凄いんです。
凄いとは聴いていましたが、ここまでとは想像もしていませんでした。
アンドレア・バッティストーニは、1987年7月2日、イタリアのヴェローナに生まれた若きマエストロ。
2016年より、東京フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者を務めています。
僕が現在一番コンサートに行きたい指揮者の一人です。
日本フィルのインキネンといい、東京フィルのバッティストーニといい活きのいい若い指揮者が、日本のメジャーオーケストラの首席指揮者として活躍しているのは気持ちがいいです。
ベートーヴェン 第九 バッティストーニ
バッティストーニの第九は、衝撃の快速テンポで、なんと演奏時間は60分を切る58分台で駆け抜けます。
速ければいいわけではないけど、60分を切る演奏は珍しい。
ちなみにいろいろカタログをチェックしましたが、60分を切っているのが、
ガーディナー、シュペリングのピリオド楽器勢と総勢20名以下のポケットフィルと言われているタッシェンフィルの演奏くらい。
モダン楽器のオーケストラでここまで快速の演奏は皆無と言っていいでしょう。
速いと言われているトスカニーニ、レイボヴィッツも62分ほどです。
しかもバッティストーニの凄いのは、その快速テンポの中に、様々な表現を凝縮して内容の濃い演奏を展開しているところです。
第九は、多くのCDが出ていて、どれを聴いてもああいい曲だ、いい演奏だな、と思いますが、ここまで脳天に一撃を喰らったような衝撃を受ける演奏は聴いたことがありません。
バッティストーニ恐るべき。
もしかして、20代だから出来た演奏かもしれませんが、個人的にはずっとこのスタイルで突っ走って欲しいですね。
ベートーヴェン 第九 バッティストーニ&東京フィル
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
1.(13:13) I. Allegro ma non troppo, un poco maestoso
2.(10:55) II. Molto vivace – Presto
3.(12:09) III. Adagio e cantabile – Andante moderato – Adagio
4.(22:20) IV. Presto – Prestissimo
total(58:37)
ベートーヴェン:交響曲第9番≪合唱≫ アンドレア・バッティストーニ 、 東京フィルハーモニー交響楽団
東京フィルハーモニー交響楽団
アンドレア・バッティストーニ(指揮)
安井陽子(ソプラノ)
竹本節子(アルト)
アンドレアス・シャーガー(テノール)
萩原 潤(バリトン)
東京オペラシンガーズ
2015年12月20日
東京、Bunkamuraオーチャードホール

