エフゲニー・キーシンの誕生日

こんにちは、
よしおです。

今日は、旧ソ連出身のピアニスト、エフゲニー・キーシンの誕生日。
1971年10月10日、モスクワ生まれ。

1986年に初来日し神童と騒がれましたが、そんなキーシンも50歳のおじさん。
僕ぐらいの年齢の方なら、当時のセンセーションは記憶されている方も多くいるかと思います。

その時の印象が強烈で、自分のことは棚に上げ、えっ！もう50歳って思ってしまいました。

まさに時の流れとはある意味残酷ですね。
ＣＤのジャケットで観るキーシンは、当時の面影はあるとしてもすっかり貫禄が備わったおじさんです。

でも、いやおじさんだからいい演奏を聴かせてくれるとも言えます。

3年前にエマーソン弦楽四重奏団と共演した、ニューヨークライブは、深い演奏をしながら、どこからに自ら楽しんでいる感じが伝わってきて、聴いているこちらも楽しくなってくる。おじさん頑張れ！

ニューヨーク・コンサート エフゲニー・キーシン エマーソン弦楽四重奏団

満席の聴衆を圧倒したカーネギー・ライヴ!
トップ・スターの共演で聴く、この上なく美しいフォーレ、嵐のようなモーツァルト、圧倒的な官能美を聴かせるドヴォルザーク、という室内楽の名作3曲。

世界で最も高い評価を得ているピアニストが室内楽作品を演奏する非常に貴重な公演を収録したもので、これらはドイツ・グラモフォンのレパートリー的にも至宝と言えましょう。

数年前にキーシンとエマーソン弦楽四重奏団が共演するというアイディアが持ち上がるやいなや、5人全員がこのプランを熱狂的に受け入れ、彼らはこれまでに世界各地で共演を実施。そうしたツアーの集大成ともいえる音楽がここに息づいています。

エフゲニー・キーシンの誕生日