マーチン D-76

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こんにちは、
よしおです。

自分の持ち物で一番高額なのは、ロレックスの腕時計、という記事を以前書きました。
実は、ロレックスを買うまでは、マーチンのギターが一番高額でした。

確か40万円近くしたと思います。

社会人になって一番欲しかったのが、アコースティックギターでした。
略してアコギともいい、生ギターとかフォークギターともいいますが、高校生の頃から弾いていました。

特に上手いわけではありませんが、学生時代や社会人になっても一時期バンドを組んで楽しんでいたものです。

そんな僕が、社会人になってちゃんと収入を得られるようになったら買いたかったのが、ギターでした。

それもマーチンかギブソンが欲しかったのです。

そして確か入社3年目の時にお茶の水のクロサワ楽器でマーチンを買いました。

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マーチン D-76 出会い

僕が、お茶の水のクロサワ楽器で買ったのは、マーチン D-76という限定モデルだったのです。

当時は、休日によくお茶の水などに行って、楽器屋を覗いたものです。

マーチンのモデルには、大きく分けて2種類があります。

Dシリーズというオールマイティーなシリーズと、OシリーズというDシリーズよりもコンパクトな、フィンガーピッキングに適したギターです。

そして僕がある日、クロサワ楽器を訪れると聞きなれないD-76という型番のギターが展示してありました。

店員とあれこれ話し弾かせてもらいました。

おお!イーグルスの音だ!

とその深い響きの感動しました。

当時僕が持っていたギターは、東海楽器のキャッツアイというシリーズで、マーチンのOシリーズをベースにしたギターで、だからコンパクトタイプでした。

だから大柄なDシリーズは、小柄な僕には、かなり大きく感じました。

でもその深い音色と指板のフレットが高めなので音が綺麗に出ることもありすっかり気に入りました。

しかも、D-76というのは、アメリカ建国200年の1976年に世界で1976本だけ製造された限定モデルだったのです。

だから僕が出会ったギターは、製造から10ほど経ったものでした。

アコギは、製造から数年から10年ほどだってからいい音が出るとされています。
だからまさにこれからのギターだったのです。

当時の僕は、有頂天になって当然若いサラリーマンの僕は、現金では買えないのでローンを組みました。

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マーチン D-76 別れ

マーチン D-76を購入してから20年ほど経っていました。
僕は、40代後半になっていました。

世界的に人種、国など関係なく一番しんどい年齢が40代後半と言われているくらい、その頃の僕はしんどい毎日を送っていました。

マンションのローン、3人の小学生を養うための生活費、教育費、そして何よりも早朝出勤や残業、休日出勤当たり前な過酷な日々。この頃から約10年ほどが振り返ってみると一番大変な時期でした。
良く死ななかったものと思います。

そんな時、少しでも生活の足しにとマーチンを手放してしまったのです。
学生時代の友人に僅か20数万円で売りました。

妻は、大事なギターなんだから別に売らなくても言ってくれましたが、やはり追い詰められていたのでしょうか?

でも、ここでいつでも連絡が取れる友人に譲ったことが良かったことがあとで分かったのです。

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最後に

3年前に僕は定年を迎え、退職金を受け取りました。退職金は、別に長年働いていたご褒美でもなんでもなく、元々受け取るべきものです。

これで、僕はいくつかの借金を清算しました。退職金は半分くらいになりましたが、ずっとマイナス生活を送ってきた僕にとっては、ようやく安らげるときが来たのです。

そして最初にやりたかったのが、友人からマーチン D-76を買い戻すことでした。
友人は快諾してくれて、先日ようやく10数年ぶりに僕の手元に戻ってきました。そしてそのまま現在26歳の息子に譲りました。

なんと言っても一時期はミュージシャンを目指した息子の方が腕もいいし、ギターを弾く時間もあります。

マーチン D-76

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