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こんにちは、
よしおです。
50代の会社員が、居酒屋に集まれば、定年後の話題になることは多いですね。
そんな中高年サラリーマンの居酒屋トークをご案内します。
現在50代半ばのサラリーマンなら、公的年金は、確実に65歳からの支給になります。
昭和36年4月1日以前に生まれた会社員なら段階的に65歳になる前に特別支給の老齢厚生年金が支給されます。ちなみに僕は、32年9月生まれなので、63歳から特別支給が始まります。
当然、よほど経済的な余裕がない限りは、65歳まで働くという選択になると思います。
しかし、その働き方が人によっていろいろです。
ここは六本木のとある居酒屋。
4人の会社員の席を覗いて見てみましょう。
中高年サラリーマン 居酒屋 定年後
ここは六本木交差点近くの居酒屋。チェーン店で、六本木の中でもリーズナブルな価格のお店です。
新型コロナ禍ではありますが、GOTOイートも始まって、しかも週末。
ようやく賑わいが戻って来たようです。
あるひとつのテーブルを覗いてみましょう。
そこには、年度末に60歳で定年を迎える2人を含めた4人の中高年会社員が、すこし厳しい表情で話し合っていました。
2人は定年退職か、雇用延長のどちらを選ぶかを2ヵ月後には決めなければならないタイミングでした。
雇用延長を選択すれば給与は大幅に下がるが、65歳まで同じ会社で働くことができます。
Aさんは、
「今まで38年間働いてきて疲れた。一旦は60歳の年度末で退職して区切りをつけたい」と言いながら、
「結果として雇用延長に手を挙げるつもりだ」と、矛盾することを言い出しました。
中高年サラリーマン 定年後の憂鬱
ほかの3人がAさんに質問していくと、
「退職して毎日家にいることに妻が耐えられないそぶりを見せている」らし い。
面と向かって言われることはないが、雰囲気で強く感じるのだそうです。
「単身赴任も長かったので、家に自分のスペースがなく最近は妻に頭が上がらない」
と笑っていました。
同じく定年を迎えるBさんは、
「退職した先輩たちに話を聞いてみると、家にいても行くところは図書館か書店くらいなので、
会社に勤めているほうがまだ健康にもいいと話していた。俺も延長を申請するつもりだ」
と語りだした。
まとめ
なんだかんだと、居酒屋での会話はずっと盛り上がっていましたが、皆が一瞬静まり返った瞬間がありました。
それは、Aさんの次の発言からでした。
妻の希望を受け入れて60歳以降も働くことになるというAさんが、
「自分の親父は60代後半で亡くなった。それを考えると残りはあと10年だ」と語った時でした。
その発言を聞いたときに、全員の頭に浮かんだのは、「エッ、あと10年? 残りの人生はそんなに短いのか」
という共通した思いでした。
「妻が許さないから」「健康に良いから」といった理由で会社に残る選択が、残りの人生の短さに見合ったものではないことを居酒屋に集まった4人が感じ取ったのかもしれません。