こんにちは、
よしおです。
色褪せたLPレコードのジャケット。
約50年前の1973年3月に高校入学を直前に控えて買ったカラヤン&ベルリン・フィルのブルックナー交響曲第4番。
最近でも時々取り出して聴いてます。
ヘルベルト・フォン・カラヤン 命日
1989年7月16日、ヘルベルト・フォン・カラヤンが、ザルツブルクの自宅で急逝しました。
ちょうど映像作品の権利についてソニーの大賀社長と商談中に突然苦しみだし、そのまま帰らぬ人となったのです。
「いまは、まだ、その時ではないのだが」というのが最後の言葉だったそうだ。
既にベルリン・フィルは辞任していてが、引退する気はなくフリーで現役を続行するつもりでいたし、ウィーン・フィルとの来日公演も決まっていたそうです。
その死は伏せられ、翌朝近親者だけで慌ただしく葬儀が行われ、埋葬が終わってからその死が発表されました。
これは故人の生前からの指示によるもので盛大な葬儀を望まなかったのです。
墓地も自宅近くの教会にあり、これが20世紀音楽界の最高権力者の墓かとは思えないほど質素なものだそうです。
カラヤンもその功罪についていろいろ言われた。でも最期の潔さを知って、好きになりました。
カラヤン ブルックナー交響曲第4番 CD 1970
さて、上記LPは、現在も現役CDで出ています。
やっぱり名盤なんですね。よく1971年にレコードアカデミー賞を獲得しています。
ブルックナー:交響曲 第4番 「ロマンティック」 ヘルベルト・フォン・カラヤン
ブルックナーの交響曲第7番との組合わせで1971年度レコード・アカデミー賞に輝いた名盤である第4番《ロマンティック》。
勇壮で大伽藍を思わせる構造に対して、ヘルベルト・フォン・カラヤンはあくまでもナイーヴに、かつスコアの細部へ入念な配慮をしながら、音楽の美しさを追求している。演奏はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。
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