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こんにちは。
よしおです。
10月になります。
朝晩は、15,6℃くらいでめっきり秋めいてきました。
つい1月前の酷暑がうそのようです。
この頃になってくると気温に敏感な猫たちは、夜中に布団の中に入ってくるほどでした。
猫も温もりが欲しくなる季節になってきたんですね。
さて、僕の秋になったという基準は、ブラームスです。
ブラームスが聴きたくなった時が秋なのです。
つまり今なのです。今は、ブラームスの弦楽六重奏曲を聴きながらこの記事を書いています。
なぜブラームス=秋なのか?
ヨハネス・ブラームス(1833-1897)。ドイツ、ハンブルク出身で、ウィーンで活躍。ベートーヴェンの後継者と言われ4つの交響曲ほか、管弦楽、室内楽、ピアノ曲などの多くの傑作を遺しています。
では、なぜブラームス=秋なのか?
それはブラームスの音楽は、センチメンタルとメランコリックがベースになっているからと感じるからです。
それはピアノ曲、室内楽曲にその傾向が色濃く表れています。
ブラームスは、19世紀後期ロマン派の大作曲家で、大規模な管弦楽曲である交響曲4曲と2曲のピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリンとチェロのための協奏曲などという傑作を遺しています。
でも、僕が感じるのは、大規模な管弦楽曲は、なんかブラームスも無理しているなぁ、感じてしまうのです。
ブラームス ピアノ
その点、ピアノ曲や室内楽曲では、ブラームスの気持ちの素直に表れています。
つまりブラームスの本音を聴くことができるのです。
恩師シューマンの未亡人クララ・シューマンをはじめ恋愛感情を持った女性は何人かいたようですが、ブラームスは生涯独身でした。
孤独と自由を愛したブラームス故に、家庭を持って作曲の仕事以外に時間を割かれるのを嫌ったのかもしれません。
しかし、実がロマンティストでセンチメンタリズムを内面に湛えていました。
そんなブラームスの魅力を知ることが出来るのが室内楽とピアノ曲です。
ブラームス: 室内楽全集 第2集 弦楽五重奏曲&六重奏曲集
フランスの名ピアニスト、エリック・ル・サージュが中心になってブラームスの室内楽集を出しています。どれも素晴らしい演奏で録音も新しいのでおすすめです。
ブラームスは、ピアノの名手でした。ピアノがブラームスの心情を一番表現しているかもしれません。おすすめは何と言っても鬼才グレン・グールドの間奏曲集です。永遠の名盤です。