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こんにちは。
よしおです。
生きている内にマタイ受難曲を歌いたいと思っていました。
幸いにも昨年夏に、湘南シティ合唱団という茅ヶ崎を中心に湘南地区の有志たちが集まって活動している合唱団に縁があって入団しました。
その湘南シティ合唱団の第17回演奏会でマタイ受難曲をやったのです。
はっきり言って不十分でした。
多くのメンバーに助けてもらいました。
70点程度の出来です。
でも、マタイ受難曲全曲を歌うステージに立つことが出来ました。
コンサートから3日経ちましたが、また頭の中でマタイ受難曲のフレーズがこだましています。

音楽評論家の故宇野功芳氏は、国立音楽大学の声楽家出身です。
学生時代、社会人や学生が集まったマタイ受難曲を歌うという機会があったそうです。
そして何ヵ月かの練習後、公演で歌いました。
みんな最後は嗚咽をこらえるように歌ったそうです。
歌い終わった後、みんなの目を見ると泣きはらしたように真っ赤になっていたそうです。
そして、誰かがつぶやく声が聞こえました。
「マタイが終わってしまったな。つまんないな。」
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宇野さんが学生時代のことですから、その文章を書いたのは何十年もあとのことです。
それでもその時の感動が生き生きと書かれていて、青年宇野功芳の感動が鮮やかに伝わってくる文章でした。
演奏後の打ち上げで、指揮者の先生に
「いや、最後は泣きそうでした。」
と正直に話したら、
「いやぁ、私もですよ。」
と先生も答えられました。
もう何度もマタイ受難曲を演奏された先生でも、7月14日の公演は感動的だったのでした。
僕は、毎週家から1時間半掛けて茅ヶ崎まで通った甲斐があったな、と自分で自分を誉めました。
マタイ受難曲
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