Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/komemaru/chienowa2016.net/public_html/wp-content/plugins/bravo-neo/bravo-neo.php(12) : eval()'d code on line 647
こんにちは、
よしおです。
吉武輝子さん(1931-2012)日本の作家で評論家だった人。
長女が、宮古あずささんとなんと今日知りました。
勢古浩爾氏の著書『定年バカ』は、定年、定年って騒ぐんじゃないよ、自分らしく生きりゃいいじぇねーかってスタンスで、勢古氏が斜に構えて、あーだこーだと書いた本で、それなりに面白いです。
スポンサーリンク
吉武輝子著『夫と妻の定年人生学』
その中で、唯一勢古氏が、からかえないと書いたのが、吉武輝子著『夫と妻の定年人生学』という本に書かれていた吉武氏の父親のこと。
以下、簡単に記すと以下のような出来事だったそうです。
吉武氏の父親は、明治生まれで三菱銀行の名古屋支店長まで務めた方。
55歳で定年となり、伊奈陶器の重役に天下りとなった。
しかし、天下りした後盆暮れの付け届けや年賀状が激減。
これが、父親氏を苦しめることになった。
会社に通うことができなくなり、己をちっぽけな存在と思い込み、家族と目を合わせなくなり、日中からカーテンを引いた薄暗い部屋に閉じこもり、片隅で膝を抱えたままになってしまった。つまりうつ病になってしまったのだ。そして定年の1年後に自殺。
今の時代からはちょっと信じられないようなことだが、本当の話しなのです。
僕は早速この本を注文しました。
30年前に出版された本ですが、時代の変化を知ることでも読むしかないと思ったのです。
定年は夫婦の危機!? 新人生への豊かな転身法。
仕事に追われ個人を失なった男が定年を迎えた時、夫婦は新人生にどうシフトすればいいのか。実の父が退職後1年で自殺した体験を持つ著者が、夫婦の豊かなリタイア人生を探る。
吉武輝子 夫と妻の定年人生学
スポンサーリンク