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こんにちは、
よしおです。
今日は、ワルツ王、ヨハン・シュトラウス2世の名作『美しき青きドナウ』が初演された日だそうです。
1867年2月15日にウィーンのディアナ・ザールで初演されました。
初演は現在のような管弦楽版ではなく、合唱曲でウィーンの男性合唱団に捧げられました。
歌詞が、
「悩み多い君
君は美しく優しい
坑穴に光る黄金のように
そこに真実は育つ
ドナウのほとり
美しき、青きドナウの」
というカール・ベックの詩によるもので、最後の1行がそのまま曲名になったのでした。
その後、ヨハン・シュトラウス2世は、2管編成のオーケストラのためのワルツに編曲し、これが現在ヨハン・シュトラウス2世の最高傑作として愛されています。
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なお、ちなみに僕の持つ名曲事典(1971年刊音楽之友社)では、初演の日が2月13日となっています。ウィペディアには、初演時のプログラムがアップされていますが、そこには2月15日とはっきり記載されています。
名曲事典の誤植?かなと思っています。
ウィンナワルツと言われば、本場の名門ウィーン・フィル。
そして往年の巨匠オーストリア出身のカール・ベーム
皇帝円舞曲/J・シュトラウス名演集 カール・ベーム 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
曲想的には真逆であるヨハン・シュトラウス関連の演奏はベームにそぐわないのではという意見もあり、これまでこのDG音源は一般的では無かったかも知れません。
しかし、例えば演奏会でのアンコールで演奏された「美しきドナウ」の躍動感ある表現を聴くとその考えは一蹴されます。
ベーム独特の重心が低く厳密な縦線重視の演奏と思われがちですが、実際は作品の芸術性を最大限リスペクトした誇り高き演奏である、と理解できるでしょう。もちろんウィーン・フィルという最上のオーケストラの演奏という点も大きく、ウィーンを愛したベームの品位をこの録音でも強く感じさせます。
美しき青きドナウ ヨハン・シュトラウス2世
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