高橋留美子劇場 おやじグラフィティ

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こんにちわ、
よしおです。

先日、紫綬褒章を受章された漫画家の高橋留美子さん。

僕と同い年で、彼女の20代の傑作『うる星やつら』と『めぞん一刻』は、いまでの青春の書として、僕の本棚の特等席に鎮座しています。

掲載の漫画誌は違っていましたが、この2つの作品の性格は、大きく違っています。

『うる星やつら』は、筒井康隆を彷彿とさせるドタバタSF&ラブコメで、多彩な登場人物で宇宙的広がりを持った作品。

一方の『めぞん一刻』は、東京の郊外(中央線か西武池袋線沿線?)の架空の駅時計坂にある古びたアパート一刻館を舞台に、管理人として赴任した若き未亡人、音無響子と大学生五代裕作の恋の行方を中心にアパートの住人や近所の人たちを巻き込んだ、ホームドラマ兼ラブコメ。

僕の20代は、ラムちゃんに悩殺され、響子さんに恋い焦がれる日々を送っていました。

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高橋留美子劇場 人は年を取る

作者の高橋留美子さん自身、『うる星やつら』と『めぞん一刻』は、青春の思い出とどこかで語られていたようです。

『めぞん一刻』は、五代と響子が結婚して、春香という女の子を儲け、産院から戻ってきた響子が、生まれたばかりの春香に一刻館を見せながら、

「ここが、パパとママが初めて会ったところよ」と言う場面が最後でした。

でも漫画の連載は終わっても、二人の人生は続きます。

その後、五代と響子はどんな人生を歩んだんだろうと勝手に想像するのも楽しいものです。

留美子さんも年齢を重ねます。読者の僕も年を取ります。

そして30代になった年から、毎年1作ずつのペースで、人生の酸いも甘いも分かりかけてきた人向けに発表されたのが、『高橋留美子劇場』です。

現在、全4冊出ていますが、どの作品にも人生に疲れたおじさんやおばさんが多く登場します。どんな理不尽な状況でも、人は生きていかなければならない。

そんな日々を送る中年たちを描いています。

留美子さんの観察力と想像力の豊かさに圧倒されます。

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高橋留美子劇場 おやじグラフィティ 背景

『高橋留美子劇場3』の第2話は、「おやじグラフィティ」

主人公のおやじは、家を新築したばかりなのに単身赴任。

そして7年間の単身赴任から戻てってくると赴任前は、可愛い小学生だった息子は、高校一年生。まともに顔を合わせようともしない。

僕も40代後半に3年半ほど大阪に単身赴任していました。

当時、長男は中学から高校に、長女は中学生に、次女がちょうど中学に入学する頃でした。

妻も大変な時期を一人で乗り切ったので感謝、感謝です。

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でも、この頃の子供は、少し合わないだけで大いに変化しています。

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高橋留美子劇場 おやじグラフィティ 結末

単身赴任で3年半でも戸惑うのに7年も家を明けていれば、ほとんど浦島太郎状態です。

そんなある日、おやじさんは、たまたま夜の繁華街で、客引きをする息子を見てしまいます。

息子のそんな姿を見てしまったに、おやじさんは、苦悩の日々を送ります。

そして、なかなか息子にワケを聴くことが出来ません。

やっと話しかけたと思ったら、一方的に説教するだけ。
息子は、「うん」「うん」と分かったような、わからないような返事。

おやじさんは、言ってやったことで満足してしまう。
でも、それは解決ではなかったのです。

息子は、翌日から家出。

息子は、すぐ戻って来たが、おやじさんは、自分が一方的だったと反省。

そして最後は。。。

ぜひ、読んでください。

『高橋留美子劇場(3)』(おやじグラフィティも収録)

「おやじグラフィティ」は、自宅の塀のらくがきと近所の不良少年とその母親も大事な鍵を握っています。

ネームの見事さを感じる作品です。

高橋留美子劇場 おやじグラフィティ

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