ベートーヴェン 第九 名盤

音楽
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こんにちは、
よしおです。

年末というとベートーヴェンの第九というのが、風物詩となっています。
新型コロナ禍の今年も12月にほとんどのプロのオーケストラで第九のプログラムが組まれています。

僕も、12月31日の大晦日に上野の東京文化会館での『ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会』に6年連続で行きます。

今年は、新型コロナ禍だから、ぜひ行こうと思っていました。
何と言っても、音楽を生業にしている人たちを助けることになるし、静かに聴くクラシックコンサートは、クラスターになりにくいと思っているからです。

通称『第九』が演奏されるコンサートのチケット情報まとめページです!
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都合がつく方は、ぜひコンサートに行ってください。

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ベートーヴェン 第九 年末の風物詩

ベートーヴェンの第九が、年末に演奏されるようになったのが、戦後のようで、オケのメンバーのボーナスを稼ぐために開催されようになったようです。

また、合唱団も一般から公募したりできるので、その人たち家族、友人、知人も動員できるという利点もあったと思います。

実際、僕はプロのオーケストラの合唱団で3回歌っています。

さて、実際にベートーヴェンの交響曲はどれだけ演奏されているのでしょうか?

ちなみに2018年12月31日に開催された『ベートーヴェンは凄い!』のパンフレットをチェックしてみると、『音楽の友』からの膨大な資料からということで次のデータが載っています。

ベートーヴェンの交響曲番号別演奏回数ランキング

第1位 135回 第9番
第2位 78回 第7番
第3位 60回 第5番”運命”
第4位 49回 第6番”田園”
第5位 32回 第3番”英雄”
第6位 18回 第4番
第7位 16回 第2番
第7位 16回 第8番
第9位 15回 第1番
※2018年1月1日から12月31日までの演奏回数。

やはり第九が断トツですね。多分12月に一気に増えると思います。
次点が第7番というのは意外ですが、これは『のだめカンタービレ』の影響でしょうか?
一方、僕の大好きな第3番”英雄”が、第5番の半分くらいというのが解せないですね。

第九に関してもこれだけ演奏しても、動員できる、つまり稼げるということでしょうね。

そして、コンサートでこれだけ人気なので当然、CDも売れていると思います。

そこで、僕の世代だからのベートーヴェン第九の名盤をご案内します。

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ベートーヴェン 第九 名盤

僕が、クラシック音楽に興味を持ち出し、意識して聴くようになったのが、小学生の高学年頃から。

それはNHK交響楽団の放送ででした。

特に指揮者の岩城宏之さんの指揮姿が好きで、特に岩城さんの時は、よく聴いていた、いや観ていたと思います。

そして中学生となり、初めてLPレコードを買いました。
買ったLPは、カラヤン指揮フィルハーモニア管のベートーヴェンの”運命”とチャイコフスキーの”悲愴”でした。

その頃のスターは、カラヤン。
カラヤンのLPは、毎月のように新譜が出ていました。

それに対抗するしていたのがカール・ベーム。

当時は、アンチ・カラヤンという言葉まであって、外面的なカラヤンと内面重視のベームという構図が出来ていて、今考えると同じグラモフォンの指揮者ですから、これはレコード会社の作戦だったのかもしれません。

この二人に対抗していたのが、当時ニューヨークフィルの首席指揮者だったバーンスタイン。

カラヤンよりも10歳若く、颯爽とした印象でした。
そこで、3人の名盤をご案内します。

カール・ベーム(1894-1981)&ウィーンフィル(1980年録音)

ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》<タワーレコード限定> カール・ベーム 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

亡くなる9ヵ月前の録音で、すっかり力が抜けたウィーンスタイルの演奏。ウィーンフィルだから出来た演奏かもしれません。

初めて聴いた時は、なんだこのまどろっこしい演奏は、と思いましたが、今では、このわびさびを感じる演奏が気に入っています。

ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908-1989)&ベルリンフィル(1983年録音)

ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 作品125《合唱》カラヤン指揮ベルリンフィル

ベルリンフィルとの最後の録音。70年代は、外面的で作為的な演奏が目立ちましたが、75歳になったカラヤンは、シンプルのスタイルに戻っています。

カラヤン嫌いの人にも聴いて欲しいです。

レナード・バーンスタイン(1918-1990)&ウィーンフィル(1979年録音)

ベートーヴェン:交響曲第9番≪合唱≫ [UHQCD x MQA-CD]<生産限定盤> レナード・バーンスタイン 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

1979年と言えば、バーンスタイン61歳。体力、気力共に充実していた時期で、その雄渾で覇気にある演奏を聴くと元気が出ます。

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