こんにちは、
よしおです。
11月22日は、語呂合わせから「いい夫婦の日」と呼ばれています。
夫婦の絆を大切にしようという意味を込めて、多くのメディアやお店でも取り上げられることが増えてきましたね。
そんな日になると、音楽好きの僕はいつも“ある夫婦”のことを思い浮かべます。
それが、イギリスを代表する作曲家エドワード・エルガー(1857-1934)と、その妻アリス・ロバーツ(1848-1920)です。
エルガーは若い頃、地方の音楽家として苦闘を続け、なかなか成功をつかめませんでした。
しかし、アリスと出会って結婚した後、その才能は一気に開花していきます。
アリスは身分の高い家の出身で、文化的教養も豊かな人物でした。
周囲から身分差について反対されながらもエルガーを支え続け、作曲家として羽ばたくための心の支え、精神的な後押しとなったのです。
そんな二人の関係を象徴する曲が、婚約時代にアリスへ贈ったとされる小品「愛のあいさつ(Salut d’amour)」。
わずか数分の短い作品ですが、エルガー独特の温かさと品の良さが感じられ、世代を超えて愛され続けています。
僕は先日から、この「愛のあいさつ」のさまざまな演奏を聞き比べてみました。ヴァイオリン版、チェロ版、ピアノ版、オーケストラ編曲版など、編成の違いで表情ががらりと変わるのがこの曲の面白いところです。
その中から、特に心に響いた8つの名演を選び、まとめたのが下の記事です。
よかったらぜひ読んでみてください。
【いい夫婦の日】エルガー《愛のあいさつ》おすすめ名演8選
【いい夫婦の日】エルガー《愛のあいさつ》おすすめ名演8選
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僕が、”いい夫婦の日”にちなんでアップした記事です。
ぜひ読んでね^^
さて、今回はその記事では紹介しきれなかった、僕が個人的に強く推したい録音を2つ、改めてご紹介します。
パブロ・カザルス 歴史的録音
まずひとつ目は、1922年の歴史的録音、偉大なチェリスト パブロ・カザルス の演奏です。
100年以上前の録音とは思えないほど音がはっきりしており、音楽そのものの強さが時代を超えて伝わってきます。
チェロ版ならではの温かみ、そして意外と淡々と弾いているようで、ところどころに即興的なニュアンスも感じられる味わい深さが魅力です。
現代のクリアな録音とはまた違う、素朴で心に残る一曲です。

※2025年11月30日現在廃盤のようです。
チョン・キョンファ 愛をこめて
もう一つのおすすめは、ヴァイオリニスト チョン・キョンファ のアルバム「Con Amore」。
タイトルの “Con Amore” はイタリア語で「愛を込めて」という意味です。
まさにその名の通り、どの曲にも深い情感が込められており、優美さと力強さが共存した素晴らしい演奏に仕上がっています。
「愛のあいさつ」はもちろん、アルバム全体として名盤と呼ぶにふさわしい完成度です。
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夫婦の絆から生まれた名曲を、こうして演奏違いで聴き比べてみると、曲への理解がさらに深まり、心の温まる時間を過ごせます。
「いい夫婦の日」に限らず、ふと気持ちを穏やかにしたい時にもぴったりの曲ですので、まだ聴いたことのない演奏があれば、ぜひ手に取ってみてください。

