ねじまき鳥クロニクル audible

こんにちは、
よしおです。

コミュニティの読書会で、2月から課題本「レキシントンの幽霊」でお互い、その感想などの意見交換を楽しんでいます。

正直、村上春樹さんの小説は、よくわかりにくいです。

その点、audibleは、語り手の上手さもありますが、わかりやすく、すうーと頭に入ってきます。

現在、「ねじまき鳥クロニクル」を読み進めています。

これが面白い作品です。面白いと言っても楽しい小説ではないです。

満州での戦争の悲惨さも描いているので、凄惨な描写があったりで耳も塞ぎたくなるのですが、

やはり面白い。いや興味深いと言ったほうが良いかもしれない。

むしろルポルタージュのような、リアリティもあります。

人間は、同じ人間に対してなんと残酷で冷酷なことができるのか、と絶望的になりながらも読み進めました。

村上さんが描きたかったのは、誰も描かない世界だったのかもしれません。

読んでみてください。

ねじまき鳥クロニクル ―第２部 予言する鳥編

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