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こんにちは、
よしおです。
山田洋次監督の映画「たそがれ清兵衛」を動画配信で観ました。
主演は、真田広之と宮沢リエ。
現役のサラリーマンや経験したことがある人なら分かるでしょう。
会社やアホ上司からの意味不明、理不尽な指示、命令で悩み苦しんだ経験は少なからずおありと思います。
涙、涙、涙、これを観て泣かないおじさんはいないでしょう。
病弱だった妻を看取り、認知症の老母を介護し、幼い二人の娘と日々の生活を送る下級武士清兵衛。
仕事はできるし誠実にこなすが、同僚からの飲み会の誘いにはのらず、たそがれ時には帰宅することから誰からともなく付けられたあだ名が「たそがれ清兵衛」。
でも清兵衛はそんな家族との生活を大切にして、そこに幸せを感じていました。
内職や野良仕事で多少の収入を足しにし、娘たちには、限られた収入からやりくりして私塾に通わせていました。
時代は幕末。
清兵衛はそれなりに新しい時代がやってくることを感じていました。
娘から「なぜおなごが勉強するんですか?」という質問に「これからは女の子にも考える力に必要になる」と答えています。
そんな清兵衛に上意討ちの命が下ります。実は清兵衛は、ある事件から剣の使い手であることが知られるようになっていました。相手も剣の使い手。当然命の保証はない。
ある晩、家老から呼び出しが。何事かと思い赴くと、上意討ちをせよ、しかも明日。
時間を欲しいという清兵衛、それにいらだつ家老。結局、命を受けることした清兵衛を慰める上司。程度の差はあれ、まるでサラリーマン生活そのもの。
そして上意討ちに行く直前に自分の気持ちを伝える真田とそれを受ける宮沢りえ。
そして上意討ちの場面はリアルそのもの。
観ているこちらも息がつまり気が付くとこぶしを握っている。
結末はぜひ、動画配信で!
見どころ
時代小説の大家・藤沢周平の3つの短編をもとに、妻を亡くし、子育てしながら慎ましく生きる武士の姿を描出。情緒あふれる演出やリアリティに満ちた剣戟シーンが見どころ。