こんにちは、
よしおです。
昨年映画「前田建設 ファンタジー営業部」を観ました。
とてもわくわくさせてくれる映画でした。
そして、今回動画配信サービスU-NEXTでも視聴できるようになりました。
巻末に情報を載せますのでぜひ観てください!
マジンガーZの格納庫を作っちゃう。
現実の資源と技術を使って製作可能な見積もりと工期を出すという一大プロジェクトです。
それに悪戦苦闘をしながらやり遂げる、サラリーマンたちの姿を描いた映画でした。
2月1日土曜日のTBSラジオ「久米宏のラジオなんですけど」にゲストで
ウエブサイト『ファンタジー営業部』を製作した岩坂照之さんが出演していました。
岩坂氏は、現在、前田建設工業株式会社 ICI総合センター インキュベーションセンター長。
久米さんから、今度社長になったらまたぜひお越しください、なんて言われてとんでもないと慌ていましたが、こんな広報活動を許してくれて前田建設工業の懐の深さと心の豊かさには感銘を受けました。
サラリーマンは、雇われの身ですが、やはり誰でもロマンを求めたいですね。
ファンタジー営業部が出来るまで
まず、前田建設 ファンタジー営業部というのは存在しません。
岩坂さんが、建設の仕事の魅力や面白さを伝えようと。2003年、社内の仲間たちとユニークなウェブサイトを始めました。
「マジンガーZ」「銀河鉄道999」といったアニメの中に出てくる架空お建造物をつくるとしたら工期と建設費はどのくらいだろうかを大真面目に見積書を作成して会社のホームページに公開したのです。
このサイト名が「前田建設ファンタジー営業部」だったのです。
なお、このサイト名は、当時広報グループにいた女性の発案だそうです。
自分たちでは考えもつかなかったと岩坂さんは正直に言っていましたが、
こんな謙虚で大らかで自由な雰囲気が、映画からもびしびし伝わってきました。
なお、ファンタジー営業部の活動は、書籍や舞台にもなり、今回映画もされたのです。
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前田建設 ファンタジー営業部の関連本
岩坂氏は、1993年に前田建設工業に入社しました。
親や周囲の勧めもあったそうですが、
当時は固い会社だから、お前みたいな変わったやつは可愛がってもれるかもしれないというノリだったそうです。
入社して若い社員たちと同志で、どうやったら建設業界の面白さを一般の人たちに伝えることが出来るろうかと話し合っていたそうです。
しかし、そんなある日、本田技研の作ったロボットP3をイベントに出かけて、
「あっ!これだ!」
と思ったのだそうです。
ホンダの作ったロボットP3も凄いが、それを観ている観客たちの、お子供たちからお年寄りの方たちの楽しそうな姿を観て、
「俺たちには、ロボットは作れないけど、格納庫なら作れる!」
ということで2003年ホームページを立ち上げたそうです。
しかもちゃんとした建設会社が発信することなのでいい加減なことはできない。
あくまで実際の技術と資源を使って製作か可能な見積もりと工期に拘って約6カ月かけて、
マジンガーZの格納庫の見積書を作成ました。
それが大反響を呼んで、一時が前田建設のHPにアクセスが集中して混乱を起こすところまで行ったそうです。
著作権の問題など数々の難関
まず、会社の了解を取ることろから始まります。
当初、会社の上司は意味が分からない、と全く取り合ってくれません。
目的もわからないし、会社の仕事と関係のないオタク趣味のために、関係する機会設備メーカーなどにも協力を仰がなければならない。
また架空と言えども、会社の大事な情報が詰まっている見積書を後悔してもいいのかという意見もありました。
そして、何と言っても著作権の問題も大きな難関でした。
アニメの権利と持つ広告代理店や制作会社に出向いて企画を必死に説明しても「数千万円払えばできますよ」と言われめまいを覚えたそうです。
結局。原作者の永井豪さんに直接アプローチして了解を得ることができました。
さすが永井先生。柔軟思考をお持ちです。
映画ではこの辺が割と簡単にというか、前提で話が数でいたので少し残念です。
まとめ
僕は、昨年7月に37年間勤めた会社を退職しました。
定年を迎えて2年弱ほど再雇用で働きましたが、仕事にロマンやワクワク感がなくなったので辞めたと言ってもいいです。
中小企業なので、定年後も同じ仕事をしていました。
嫌いな仕事ではなかったのですが、経営者の凝り固まった考えとネガティブな思考について行けなかったのです。
いやネガティブというのは違うかもしれないけど、社員とのコミュニケーションが出来ていなかったというのが一番の問題だったと思います。
社員が、いろんな提案してもではどんな成果が上がるのかと必ず聴いてきて、やる気をなくすのです。
やってみなきゃわかりませんからね。
前田建設とは真逆です。社員を活かせない企業は衰退するでしょう。
前田建設 ファンタジー営業 配信中!
「マジンガーZ」の格納庫を作る無謀な計画に挑んだサラリーマンの感動の実話を映画化
見どころ
架空の建設計画に本気で取り組んだ会社員と技術者たちの試行錯誤と七転八倒ストーリー。『あさひなぐ』の英勉監督が、物作りにかける情熱と心を震わせるドラマを綴る。
ストーリー
前田建設工業の広報グループに所属するドイは上司のアサガワに依頼され、「マジンガーZ の格納庫を作る」という無謀な計画を立てることに。ドイたちは、“実際には作らない”が、実物を作るのと全く同じように工事の段取りを始めるが、次々と難題に襲われ…。
※視聴には550円分のポイントが必要です。ただ、無料トライアルでも600円分のポイントが付加されますので、実質無料で視聴可能です。
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本ページの情報は2021年3月時点のものです。
最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。
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