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こんにちは、
よしおです。
サラリーマン時代、イスラエルのテルアヴィブに何回か行きました。
確か日本からの直行便がなくて、ヨーロッパの例えば、アムステルダム、フランクフルト、パリなどのハブ空港からのトランジットでした。
ある日、たしかパリからの飛行機の中で、僕は文庫本を読んでいました。
そうしたら同乗していた知らないイスラエル人の若者が、僕の側を通りかかった時にわぉ!と驚きの声を挙げているのです。
どうしたのか、とその青年の方を振り向くと、青年は僕が読んでいる文庫本を指さして、これ読んでんの?凄い!と指さしているのです。
つまり、彼から見ると日本語の文字が未知の文字なので、そんな文字を読んでいる僕が不思議だったようです。
僕は、ミミズが這ったようなヘブライ文字がちんぷんかんぷんなので、それを伝えるとお互い大笑いになりました。
重箱読みとは
日本語って本当に難しいな、と思うときがあります。
普段何気なく、使っていますが、よくよく考えると不思議なことがあります。
例えば、重箱読み。
重箱読みとは、
重箱(じゅうばこ)のように、上を音読みと下を訓読みにする読み方を”重箱読み”といいます。
これが意外と普段使っている言葉に多いので、ちょっと見てみたいと思います。
「人品骨柄」。
これって、ジンピンコツガラ。全て音読みなら、ジンピンコツヘイ。
全て、訓読みならヒトシナコネガラ。
それが、人品骨までは音読みで、柄だけが訓読み。やっぱり日本語って難しいです。
重箱読み 悩ましい
ここで、重箱読みの言葉にどんなものがあるのかみてみたいと思います。
業腹「ごうはら」:嫌なことで腹を立てること。「剛腹(ごうふく)」太っ腹のことと混同しやすいので要注意ですね。
諸訳「しょわけ」に通じる:細々とした事情という意味で、言い訳の「訳」です。
利幅「りはば」:ただ車幅(しゃはば)は、「しゃふく」というそうで、それが普通だという人もいます。僕は(しゃはば)で、(しゃふく)として使ったことがありません。
蛇腹「じゃばら」:形が蛇の腹に似ている様子。「蛇口(じゃぐち)」も重箱読みですね。
天日に干す「てんぴ」:「天日塩」は、「てんじつえん」または「てんぴじお」と読みますが、僕のパソコンで打ち込むと「てんぴじお」は変換できますが、「てんじつえん」は変換できませんね。
重箱読みは、なかなか悩ましいのです。
まとめ
その他、重箱読みはまだまだたくさんあります。
そういう読み方があると日々の生活にも細やかな興味がわきますね。
こんな言葉も重箱読みです。
激辛(げきから)、馬刺(ばさし)、紺白(こんしろ)、いままで「こんぱく」と読んでいました。
州境(しゅうざかい)、県境(けんざかい)などもありますね。豹皮(ぎょうがわ)もあります。