大林宣彦

映画

『さびしんぼう』が教えてくれたこと

大林監督の訃報に接した時、まず頭の中に流れたのが、ショパンの『別れの曲』でした。僕はこの映画『さびしんぼう』を友人の家で観たのは、もう30年以上前のことです。ストーリーは大分忘れていましたが、『別れの曲』と高校生の淡い恋の物語ということをかすかに憶えていました。
映画

『時をかける少女』が教えてくれたこと

タイム・トラベル、時間旅行、時空移動。人は時間という空間を自由に行き来することを夢見る動物なのですね。この時間を移動する、つまり過去に戻ったり、未来に行くという設定は、SF小説や映画などの重要なネタです。僕にも、過去に戻れるなら戻りたい過去があります。